2009年5月1日に、BeeTVなるケータイ専用の携帯専用放送局なるものができた。
携帯動画のビジネスを応援する私にとっては、とても歓迎すべき事。
結構思い切ったことをやってくるなぁという思いを持っている。
裏側がいろいろ見え隠れしてのニマニマ感もあったりもする。
TVCFでは、今最も旬の市原隼人を登場させ「あなた専用放送局!」と語りかけさせる。若者もおばちゃんも「きゃー!」とメロメロになること請け合い。
ラインナップもなかなか。
ケータイ向けのオリジナル番組と言うよりは、一般の放送向けのラインナップともいえる。CSでの番組より予算多いんじゃないのといいたくなる。
40女と90日間で結婚する方法
市原隼人、飯島直子、杉田かおる、高橋ひとみ、ほか
引用:BeeTV
でもいろいろ新しい試みもやってそうです。
たとえば、この作品。
とっても甘いの~C'EST TRE'S DOUX~
結構協賛の会社さんがイッパイいます。
撮影協力
≪パリロケ≫
Ville de Paris、Hôtel Relais Saint-Sulpice、RATP、APOSTOROPHE、KABUKI、Association Village des Panoramas、Chinemachine、Nestlé France
≪東京ロケ≫
ECC外語学院、side door、MODISH新宿三井ビル店、割烹 かまいち
衣裳協力
≪パリロケ≫
0044 paris、no.10 Philippe Natali、lmdarjeeling、JOHN SMEDLEY、SOLPRESA、H.A.K、KEI Hayama PLUS、earth MUSIC&ECOLOGY、PRINGLE、PAULE KA、CATHERINEMALANDRINO
≪東京ロケ≫
JOHN SMEDLEY、 SOLPRESA、 H.A.K、 KEI Hayama PLUS、 M-PREMIER、 M-premierBLACK、 earth MUSIC&ECOLOGY、 Ehyphenworld gallery、 LAISSE PASSE、 Pinky&Dianne、 kate spade、 blondy、 agete、 kalliSTe
持道具協力
PIAGET、MOONBAT、CHARRIOL、TRESRTES</blockquote>
本編をみているわけではないですが、productplacement的なことをやっているのでしょうか。
私も仕事柄近い業界にいるので分かりますが、ケータイ向け番組だから制作費が安く済むということはありません。そこそこかかるものはかかるわけです。
地上波であれば、スポンサーから悪くても数百万くらいの予算はあるでしょう。広告代理店のマージン、放送局さんの費用、制作会社の費用、俳優さんのギャラなどなどまかなえる。
ただケータイは基本315円x○○人ってものなので、そもそものお金の流れが違います。
今ケータイサイトでは動画にお金を払う人はあまりいません。でもコミックスにお金を払う人はいます。
つまり、ここのギャップが動画ビジネスを妨げているのです。
と、動画=無料の文化をつくったGya0に恨み節もいいたいですが(笑)、それを打破するようにBeeTVにはがんばって欲しいですね。
BeeTV~docomoとAVEXのねらい(2009.05.31)
始まって一ヶ月が経とうとしてるBeeTV。
携帯動画サイトとしては、ドコモの資本参加もあり、思い切ったプロモーション戦略をとっています。
少しBeeTVについて語ってみます。
まず、携帯サイトとして。
このサイト、315円で見放題というプランです。
従来良くあるポイント性ではありません。
つまり月額払っていれば、全ての作品が見放題となります。
これは、実はなかなか大変です。
従来のポイント性サイトというのものは、その制度に事情とビジネスのうまみがあるので、多くのサイトで用いられています。
315円で300ポイントとした場合で考えてみましょう。
「事情」ですが、動画作品には権利者がいます。当然作品を配信するには権利者の許可が必要です。
許可にはお金が付いてきますから、「いくらで配信できる権利をだす」とか「売上のうち○%を頂くから許可する」とかいうものです。
この「売上から○%」というのを、レベニューシェアというのですが、その比率を計算するときは、その作品を購入した数が原資となります。
つまり、会員数10000人のサイトで315円とした場合、
サイトとしての売上は¥3,150,000なのですが、
そのうち作品を見た人が100人で作品単価が315円としたら、
¥31,500がこの作品が稼いだ金額となるのです。
こういう風に、どの作品がいくら稼いだかを明確にするためには、
定額制見放題というのは、運営が分からするとわかりにくいですし、
権利者に説明するときに便利だからです。
「うまみ」は、その「事情」とのすきまから生まれてきます。
当然、月額315円を払っていて、何も見ないユーザもいるでしょうし、
ポイントを100ポイントくらいしか消費しないユーザもいるでしょう。
これらの未消化ポイントは、サイト側としては権利者に支払う必要がないお金として、サイト運営やシステム維持費や利益になります。
しかし、BeeTVはこういうサービス体系ではありません。
では、どうやってコンテンツの権利元にお金を払っているのでしょう?
システムが出す試聴ログをみてパーセンテージを付けて払っている??
これは、ややこしいのでないです(多分)
実際にサイトをみると、配信されているほとんどの作品が、(c)BeeTVとなっています。
これは、BeeTVに権利があるよ ということです。
つまり、BeeTVは自身が権利者となって配信をしているので、どの作品がみられようとも、全体で売上を上げるということをすれば後で利益がついてくるという作戦のようです。
これは、新作作品がおおくBeeTV撮り下ろしという相乗効果も生まれますから、プロモーションとして良い戦略かなと。
おそらく、海外ドラマやアニメなど(c)BeeTVでないものは、配信権を買い取っているのと思われます。
サイトの会員はどれほど集まっているのでしょう?
Docomoだけとはいえ、ケータイで動画をみるのはほぼほぼDocomoユーザなので、ターゲットしてはしかたないかと思います。(システム的には変わらないと思いますけど)
そして、Docomoとしては導入力のあるiチャネルを経路として活用しているところは、さすがdocomo!使える手はなんでも使うんだね。と言わざるを得ません。
更に、お試しマイメニューも導入しており、CMをみてうわぁと群がったユーザがお試し期間終了時にすっと忘れて貰う作戦もさすがです。
とある方に聞いたところ、初月で10万だか30万だかが目標で、1年後に100万だか200万だかが目標らしいです。
初月10万は何かのiチャネルとCM効果でいくとしても、1年後はどうでしょうか?
いつまでもプロモーションは打てませんし。
やはり、サービス開始後は良いコンテンツを提供できるかにかかっているんです。